大黒屋の紹介
大正12年の創業から90年余り。「食いだおれの街」大阪の食文化とともに育ってまいりました。思い返せば、味にこだわるお客様の声に、常に耳を傾けてきたように思います。
その根底には、いつも街や人と差し向かいで接するコミュニケーションがありました。「食いだおれの街」で生まれ育ったからこそ、肌感覚で捉えられること。それが、味へのこだわりはもちろん、お客様のニーズに対するきめ細やかな対応がこだわりと信頼に繋がっています。
技術、設備、サービスなど、90余年にわたる歴史の中で培ったソースづくりの経験やノウハウ。それらを生かし、皆様のニーズに応えながらソースの新たな価値を創造してまいります。
大黒屋のこだわり
大阪の地ソース屋である以上、味へのこだわりは当然のこと。例えば材料。タマネギ一つとっても、淡路産の生のものをはじめ3種類を使い分けています。ソースの風味を左右する甘みについても、何種類もの砂糖や液糖から最適なものを厳選。例を挙げればキリがありませんが、これらは当社のこだわりというよりも、お客様のこだわりに応えるためのこと。大手メーカーのソースは、インパクトの強い濃い味が主流です。当社では、各種料理に合う様々なフレーバーを、野菜や果物など素材の風味を生かしながら作っています。
また、安心・安全な商品を生むクリーンルームや品質管理室の整備、小ロットから可能なオリジナルソースの受注体制など味以外の面でも、お客様のこだわりに応える姿勢は変わることはありません。
大黒屋の歴史
大正12年10月 | 大西義一(先々代社長)個人にて開業。ソース及び食酢の製造を開始。 |
昭和23年12月 | 株式会社大黒屋を設立。 |
昭和36年10月 | 守口工場を新設。醤油の製造を開始。 |
昭和37年03月 | 清涼飲料水の製造を開始。 |
昭和41年09月 | 本社ビル落成(4階建)。 |
昭和42年03月 | ウスターソース類製造を完全オートメーション化。 |
昭和44年10月 | 清涼飲料水製造を完全オートメーション化。 |
昭和55年06月 | コンピュータシステム導入。 |
昭和57年03月 | 『酎割』の製造を開始。 |
昭和60年10月 | 本社倉庫兼事務所を増設(3階建延300坪)。 |
平成03年03月 | 自動充填機(ピストン式)設備の拡充。 |
平成13年08月 | 『酎割』充填機新機種導入、充填工場を改装。 |
平成15年10月 | 創業80周年。 |
平成16年04月 | 品質管理室の拡充、小ロット生産設備設置。 |
平成20年06月 | 大阪市港区新工場完成(クリーンルーム完備)。 |
大黒屋の設備
当社の名刺に明記している「こだわりと信頼を食卓に」という言葉。その言葉通り安心で安全な商品を届けるため、品質管理には万全の体制で取り組んでいます。港工場にはクリーンルームや品質管理室を完備し、常に厳しい目を光らせて商品づくりに取り組んでいるのです。1日でソース4,000~6,000リットル、飲料4,000リットルを出荷する大小様々な設備も充実。
大手メーカーにも引けをとらないハード面と、それを駆使してあらゆるニーズに応えるソフト面。それらを兼ね備えた地ソースメーカーは、他に類を見ないと自負しています。